
【相続】お盆で家族が集まる今こそ!トラブルを防ぐ「正しい相続手続き」の進め方

皆さん、こんにちは。 宮崎県・鹿児島県内で、活動しています、行政書士法人 TMsupportの「うわとこ」です。
大変ご無沙汰しております! 最近はありがたいことに業務が立て込んでおり、なかなかアイデアをまとめる時間が取れず、ブログの更新が止まってしまっておりました……。
さて、世間はちょうどお盆休みの時期に入りますね。 すでに休暇に入られている方も多いかと思いますが、このタイミングで「どうしても皆さんにお伝えしておきたいこと」があり、筆を執りました。
今回のテーマは、もちろん「相続のお話」です。
ご葬儀の後に訪れる「たくさんの手続き」
ご葬儀が無事に終わり、そこからいよいよ相続手続きがスタートします。 当事務所にも、まさにこのタイミングでご相談にお越しになる方が多くいらっしゃいます。
ただ、実際のところ、やるべきことは本当に山積みです。
- 各種保険の手続き
- 公共料金などの名義変更
- 預貯金や不動産の相続手続き など
これらをこなすため、相続人の皆さんで力を合わせ、役割分担をしながら進めていかれることが多いかと思います。
「良かれと思って」の単独行動が、思わぬ不信感に…?
ここで一つ、私が業務を通してもっとも強くお伝えしたい注意点があります。
それは、「相続人の中のお一人が、良かれと思って単独で専門家に相談したり、手続きを進めてしまったりすること」です。
相続手続きを最終的に完了させるには、原則として相続人全員の実印や印鑑証明書が必要となります。
そのため、どなたかお一人が先行して進めてしまうと、どんなに家族仲が良好であっても、他のご親族から誤解を受けてしまうことが少なくありません。
手続きといっても、遺産についてだけ、ご注意ください。それ以外のお金に関係のないものについては、良かれと思って単独行動をとってもらっても、感謝しか生まれないといっても過言ではないです。
誤解としては、
「自分に黙って、財産を独り占めしようとしているんじゃないか…」
「どうして私の意見を聞かずに勝手に進めてしまうんだろう…」
このように、最初は小さな疑問だったものが警戒心や不信感に変わり、「まとまるはずだった話までまとまらなくなってしまう」というケースを、私は何度も目にしてきました。
相続手続きは「ゆっくり、丁寧に、足並みを揃えて」
だからこそ、親族の皆さんが集まるこのお盆の時期に、ぜひ知っておいていただきたかったのです。
もし専門事務所へご相談される際は、事前に相続人の皆さんへ連絡を取り、可能であれば「一緒に集まって相談を受けること」を強くおすすめします。
- ご自身の意見を伝えつつも、周りの意見にしっかりと耳を傾ける
- お互いを尊重しながら、焦らず一歩ずつ進める
相続手続きにおいて、焦りは禁物です。 急いで進めようとすると誤解を生みやすくなりますが、「ゆっくりでいいんだ」という気持ちで全員の足並みを揃えていくことこそが、結果として一番スムーズな解決に繋がります。
以前ご依頼いただいた方の中に、まさに「仏」のような悟りを開かれている方がいらっしゃいました。
「遺産というものは、たとえ相続人であったとしても自分の持ち物ではない。故人が人生を懸けて築いた財産なのだから、なぜ争う必要があるのだろうか」
そうおっしゃっていたのです。これほどまでに広いお心を持った方には、後にも先にも滅多にお会いできるものではありません。 手続き自体は一筋縄ではいかない難題でしたが、その方の素晴らしいお人柄と精神のおかげで、最終的には見事な解決へと向かいました。私自身にとっても、大変勉強させていただいた案件でした。
まとめ
お盆や連休は、普段は離れて暮らす親族の皆さんが顔を合わせる絶好の機会です。 ぜひこの機会に、今後の進め方について優しく話し合ってみてはいかがでしょうか。
それでは、皆さま素敵な休日をお過ごしください。
行政書士法人 TMsupport
上床(うわとこ)
